アガベの子株はいつ取る?正しいタイミングと育て方のコツ
アガベ(Agave)は、その力強い姿と個性的なフォルムで人気の多肉植物です。特に「チタノタ」や「オテロイ」はコレクターにも愛されており、 育てながら「子株が出てくる瞬間」を心待ちにしている方も多いでしょう。
しかし、「いつ子株を取れば良いのか?」を知らずに早まると育てられなかったり、遅すぎると親株への負担も大きくなります。 本記事では、子株を取る最適な時期、注意点、そして株分け後の育成方法まで詳しくご紹介します。
アガベの子株とは?
アガベの子株は、親株の根元や株の横から芽吹いてくる小さな芽(PUP:パップ)のことです。 自然界では群生して増える性質を持ち、家庭でも子株の発生は増やす楽しみの一つ。
詳しくは手順や発生のタイミングを解説した「アガベの子株が出る仕組みと特徴」も参考にしてください。

子株を取る必要はある?
- 群生株として楽しむ: そのまま育て、見た目の迫力を楽しむ。
- 親株の負担を軽くする: 養分分散を防ぎ、親株と子株を健康に育てたい場合は株分けが有効。
どちらかに決めるのではなく、自分の育て方スタイルや目的を基に判断しましょう。
子株を取るタイミング
- 葉4〜5枚以上、大きさ5〜10cm程度になったら: 自立して育ちやすい大きさの目安です。
- 根が確認できる状態: 根付きで取れば活着の成功率が上がります。
- 成長期(春〜秋)に取る: 株の活動が活発な時期が最適。冬の休眠期は避けるべきです。
子株を取るときの注意点
- ナイフやはさみは必ず消毒して清潔に。
- 切り口は1〜3日ほど陰干しして乾燥させること。
- 子株の根を出来るだけ残すことが重要。
株分けの手順
- 親株を鉢から抜いて表土を軽く落とす。
- 子株の根元をつまみ丁寧にネジる様に切り離す。
- 切断面を乾かす(1〜3日、日陰で)。
- 発根用の浅い鉢に軽石の細粒を入れて植え付け。
- 植え付け後は腰水(鉢の底面に1㎝ほど水を張る)潅水(上からの水やり)はしない。
子株を取らない方がよいケース
- 葉が2〜3枚程度で小さい場合。
- 根の確認ができない場合。
- 冬の休眠期。
- 親株が弱っている状態。
子株を取った後の育て方
- 明るい日陰で管理: 当初は直射日光を避けましょう。
- 腰水管理をする: 発根するまでは忍耐が必要。株元以外は濡らさない。
- 根が伸びたら日光に慣らす: 徐々に日当たりの良い場所へ移動。

オテロイの子株に特化した特徴もチェック
オテロイの子株には独特の出方や成長傾向があります。 詳しくは「アガベ・オテロイの子株の特徴」をご覧ください。
肥料管理との関連
子株と親株をともに健康に育てるためには、適切な肥料も重要です。 与えるタイミングと量によって根の育成や株の見た目にも影響します。 詳細は「アガベ・オテロイに適した肥料管理」にまとめています。
花と種でアガベの生命を知る
子株以外にもアガベの増やし方として、“花からの種(実生)”があります。 「アガベの花はいつ咲く?神秘の開花とその後」では、開花のタイミングやその後の種子の扱いについても詳しく触れています。ぜひ併せてご覧ください。
まとめ
- 子株は「葉3~5枚以上」「5cm程度」「根付き」の状態で取り外すのが理想。
- 屋外の場合は春~秋の成長期に株分けするのが成功率高い。
- 切り口の乾燥は必須。
- 小さすぎる株や冬の株分けは避ける。
- 花芽や種子による増やし方についても参考に。
アガベの育て方の醍醐味は、子株・花・種といった様々な方法で命をつなぐ点にあります。焦らず丁寧に育て、その奇跡の瞬間を楽しんでいきましょう。
