アガベ・オテロイは実生株ごとに全く異なる遺伝子を持つため、姿や特徴も千差万別です。
その中から優れた特徴を持つ株を選び出す作業を「選抜」と呼びます。
ここでは、セドリックプランツで行っている選抜方法をご紹介します。
ポイント1:徒長させない
選抜において最も重要なのは徒長(とちょう)させないことです。
徒長してしまうと本来の葉の形や鋸歯(きょし)の強さが判別しにくくなるため、
いかに徒長させずに健全な株に育てるかが大切になります。
ポイント2:幼苗期の一次選抜
播種して育った実生が親指の爪ほどの大きさになった段階で、最初の選抜を行います。
選抜の基準は以下のような特徴です。
- 鋸歯(きょし、トゲ)の白さや強さ
- 葉の丸み
- トップバンド(先端の鋸歯)の厚さ
- サイドバンド(側面の鋸歯)の長さや太さ
- 鋸歯先端のウネリや矮小性などの特徴
これらの特徴が1以上当てはまる株を選抜し、さらに2つ3つと複数当てはまる株を残して育成を続けます。
ポイント3:成長に応じた再選抜
株が中株サイズに育つと、再度選抜を行います。
選抜を繰り返すことで、より特徴が際立った株だけが残っていきます。
オテロイは唯一無二の遺伝子を持つため、小さいうちから特徴を表す株もあれば、
中株以上になってから個性が現れる株もあります。
そのため、長い時間をかけて繰り返し選抜することが大切です。
選抜を続ける理由
小さいうちに選抜から漏れた株でも、中株サイズになると優れた特徴を示すことがあります。
そのため、できるだけ多くの実生株を育て上げ、最終的に真に優れた株を見極めることが求められます。
セドリックプランツの取り組み
セドリックプランツでは、年間で約10,000粒のオテロイの種を播種し、選抜を繰り返しています。
近年は中株サイズ以上まで育成しており、小さな株からの選抜ノウハウを蓄積しています。
イベント出店やライブ配信では、選抜された特別な株の販売も行っております。
ご来店やオンラインでのご視聴をお待ちしております。
